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岡本太郎 『自分の中に毒を持て』 感想・レビュー。自分の本能のままに生きることの大切さ。

こんにちは、リリーです。

昨日、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を読みました。
こんな表紙の本です。
↓↓

超過激で、
あまりにも刺激が強くて、頭をハンマーで殴られたくらいの衝撃がありました。

ぜひ皆さんにも読んでほしい一冊なので、
自分へのメモも兼ねて、感想を書いていきます。

目次

ざっくり、どんな本なのか?

最初に、どんな本なのか?をお伝えすると、

『超過激な自己啓発本』って感じですね。

『行動したほうがいいよ〜』とか、
『まずは知識つけたほうがいいよー』とか、

内容ペラペラの自己啓発本とはレベルが違います。

会社員時代にこの本読んでおけばよかったなーと、
そう感じる、超おすすめの一冊です。

岡本太郎さんとはどのような人なのか?

著者は、岡本太郎さん。

『芸術は爆発だ!』という流行語が有名ですよね。

実は私は岡本太郎さんについて深く調べたことはなかったのですが、
言葉も過激であれば、経歴もまあまあ衝撃的な感じの方です。

美術学校を半年で退学し、
ご両親の出張に同行して、10年間パリに滞在。(この時点で十分凄い。)

1年とかじゃないですよ、10年です。

で、
哲学や民俗学、絵画を学んで、
その後永住するのかと思いきや日本に帰国することになります。

戦時中の日本に帰国し、
兵役を経て、戦後に創作活動を再開します。

大阪万博の際に発表された『太陽の塔』は日本人の多くの人が知る、
代表作ですね。

波乱万丈の人生を歩んできた岡本太郎さんの想いや、人生観、
生き方そのものがこの本には書かれています。

この本から得られること

この本には名言が最初から最後まで山ほどつまっているのですが、

その名言を通して、私が感じたことを書いていきます。

自分自身の最大の敵は自分自身。

自分らしくある必要なんてない。自分に厳しく残酷に挑むことだ。

ごもっとも。
って感じなのですが、

私がビジネスをスタートした頃は、

『私らしさってなんなんだろう?何か私に向いているビジネスなのかな?』

とか思っていましたが、
それをぶった斬られるような言葉ですね。

とりあえずやってみなきゃ何もわからない、
自分自身に挑めってことですね。

そしてこんな言葉も。

どんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを無条件にやってみるしかない。

情熱から生きがいがわき起こってくるんだ。情熱というものは、”何を”なんて条件付きで出てくるもんじゃない、無条件なんだ。

何かすごい決定的なことをやらなきゃ、なんて思わないでそんなに力まずに、チッポケなことでもいいから、心の動く方向にまっすぐ行くのだ。失敗してもいいから

何を試してみても、現実ではおそらく、うまくいかないことのほうが多いだろう。でも、失敗したらなお面白いと、逆に思って平気でやってみればいい。とにかく無条件に生きるということを前提として、生きてみることをすすめる。

これは本当にその通りだと思います。

何か動いてみないと、得れることってないですし、
肩の力抜いてまずはやってみること。

失敗しても、面白くなってきたと思って平気に思ってさらにチャレンジすること。

そうしたら中には情熱を感じるものが現れて、
そこに生きがいを感じられるようになるということ。

誰しも、
やったことがないことにチャレンジしたり、
知らない世界に飛び込むことには恐怖を感じます。

私もそうです。
数年前、物販をスタートした時は日々ビビり倒してました。

設定ひとつするのにも、
『これであってるのかなあ?』
『えー、これでアカウントつぶれたりしたらどうしよ。』

ボタンひとつ押すのに、
1日以上かけた記憶もあります。

今思えば何をそんな時間かけて悩んでるんや!って感じなのですが、
やっぱりやったことがないことは怖いです。

友人と初めてスノボーに行った時もそうでした。

両足が固定された状況で、
地面の雪はツルッツル。

もう滑り出したら止まりません。

スノボーって、ビビったらビビるだけ
体重が後ろに残るのでさらに加速しちゃうんですよね。

一気にビューーーーーン!!!って自分でもびっくりするようなスピードが出ます。

でもだからと言って真っ直ぐ立つのは怖い。

そんなこんなで結局初心者のうちはコケまくって、
スノボーをしにきたのか、それともお尻を痛めにきたのかわかんない感じになりますが、

いいんです、それで。

失敗して、コケまくっていいんです。
チャレンジしたからこその失敗です。

チャレンジした人間にしかわかりません。

岡本太郎さんの言葉にもあるように、

『失敗しても、面白くなってきたと思って平気に思ってさらにチャレンジすること。』

これが大事です。

一回ダメだったとしても、
もう一回でも何回でも立ち上がることが大事です。

なんか、そんな歌ありましたね。

『10000回だめで、へとへとになっても
10001回目は何か変わるかもしれない〜♪』

これです。この歌詞最強だなって今改めて思いました。

大体10000回もチャレンジできない人がほとんどですが、
諦めずに自分を信じてやり抜くことが大事です。

この画像も参考になりますね。
あとちょっとのところでやめちゃう人が多いんです。

もうちょっと、あと一歩粘りましょう。

もし例えばあなたが、

副業色々チャレンジしたけど全然上手くいかないとか、
思ったように稼げないって思っていたとしても大丈夫です。

私も最初はダメダメすぎて、
たったひとつの商品を売るのに1ヶ月以上もかかった黒歴史があります。

プログラミングだって、
プロゲート(プログラミングを学ぶWebサイト)の初級でつまづいたし、

FXをやってみたら案の定かなり損しました。(めちゃ難しかった。)

Webデザイナーかっこいいなあって思ってPhoto shopをダウンロードしましたが、
結局画像ひとつ作れず、

上手くいかなかったことは山ほどあります。

天才型の人間とはほど遠いタイプなので、
不器用な人の気持ちは死ぬほどわかります。

今後、あなたが何かにチャレンジしようをするときに、
怖さを感じるかもしれません。

でも、そんな時に
この本を手に取ってみてください。

きっと背中を押ししてくれるでしょう。

『立ち止まるな、怖がらずにやれ。』と。

勇気をもらえると思います。

 

他にも好きな言葉をご紹介しますね。

昔の私のように、何かにくすぶっている人、
変わらない毎日に嫌気がさしている人に届けばいいなって思います。

人間にとっての成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。 


お金や名声をたくさん持った人が成功者?
いろんな考え方がありますが、自分自身で、自分の人生は大成功だった。と思える人生にしたいですね。

他と比較して自分を決めるような卑しいことはやらない。自信を持ちたいなどと卑しい考えを持たないよう突き放す。


人間どうしても他人と比べてしまいがちです。
自信を持つ、とかではなく淡々を自分の目の前のことに挑んでいくのが大事だなと感じました。

激しく挑み続けても世の中は変わらない。しかし自分は変わる。


これめちゃくちゃ個人的に刺さりました。

結局、他人は他人であり、世の中は世の中であり、
自分は自分。

世の中を変えよう!なんて大きなことをするのは難しいですが、
まずは自分の環境を小さく変えていくとこはできる。

ど正論ですが、
こうやって実際に本に書かれているのを読むと。

心にぐさぐさ刺さってきますね。

会社員自体に、もっと早くに出会いたかった本ですが、
これからも頻繁に、何度も読み返したいと思える本でした。

気になった方はぜひ手に取って読んでみてください。

アツく生きるための最高のバイブルです。

またレビュー書きます。

 

ブログではお話しできない、
有料級のお話はこちらでお話ししてます◎
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