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小林製薬『ニッチ市場で成功するための秘密』とは?

こんにちは、
リリーです。

今回は小林製薬が長年ヒット商品を生み出してきた、その手法に関してお伝えしていきます。

この方法は情報発信ビジネスにも活かせますし、ニッチな市場でいかに戦っていくのか?

を学ぶことができますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

小林製薬とは?

『小林製薬』という名前を、
一度は耳にしたことがある方が多いと思いますが、

小林製薬は大阪に本社を置く、衛生雑貨や処方箋が不要の一般用医薬品の販売を得意とする会社です。

商品名を聞いた方がぱっとイメージがつくかもしれません。

代表的な商品はこんな感じです。
↓↓

・アンメルツヨコヨコ
・ブルーレットおくだけ
・ナイシトール
・チクナイン
・のどぬーるスプレー
・ガスピタン

とにかく名前が個性的ですよね。
聞いただけで、あ、あれか〜と商品のイメージがつくものが多いです。

ここにもマーケティング要素は詰まっているので、
後ほどじっくりとお伝えします。

では、ここからが本題です。

小林製薬の戦い方とはどのようなものなのか?をお伝えしていきます。

分かりやすく、3つのポイントに分けてお伝えしていきます。

『小さな池の大きな魚』戦略

どういうこと?って感じですよね。

分かりやすく説明すると、

『ニッチな分野でたくさん稼いじゃおうぜ!』
って感じです。

ライザップとか24時間ジムとか、
チョコザップが世間で人気かつ売上規模として大きいなら、

あえてそこは狙わずにピラティスでガンガン儲けちゃおう、
こんな感じですね。

わたしは国内の商品を海外に輸出するビジネスも行っているのですが、

やはり人気なのはアメリカに輸出をするビジネスです。

じゃあ王道がアメリカ輸出なら、
まだ市場は小さいけどライバルが少ないタイ輸出で大きなシェアを狙おう!

小林製薬の戦い方のイメージとしてはこのようなイメージです。

あえてライバルが多いところにはいかない。
ニッチなジャンルを開拓して、その市場を自ら拡大していく。

レッドオーシャン、ブルーオーシャンのような表現の仕方で言うと、
小林製薬の戦略はブルーオーシャンを狙うやり方です。

そして2つ目は、この戦略です。

あったらいいな開発

これは正直、かなり凄いなと私は感じました。
ビジネスアイデアにしろ商品にしろ、誰かしらがすでに生み出しているものがほとんどです。

”誰かが生み出したもの同士を掛け合わせて、新しいものを生み出す。”

とかってのはよくあることなのですが、
まだ誰も見つけていない新市場を0から見つけ出すということは至難の業だと思います。

ですが、
それをできちゃうっていうところが小林製薬の強みですね。

さらに凄い部分として、

・お客さまも気づいていない潜在的なニーズを発見する

・スピード開発して、お客さまに届ける

・『そして市場を自ら拡大する。』

ここ、すごくないですか?

自ら開発して、そしてよりたくさんのお客様に商品を知ってもらうために自ら市場を広げるんです。

1番最初にその市場を切り開くことによって、
先行者利益を取ることができます。

市場が大きくなるとライバルが参入してきますが、

その頃には小林製薬はもう全国の小売店へ商品を配り終わっていて、
圧倒的な広告の量でお客さんの認知をとっているという。

そしてこのように販売戦略を組みながら、
また水面下で新製品の開発をひたすら続けている感じですね。

市場にファーストイン(先駆者として切り込んでいく)をしていくからこそ、
成功する戦略です。

そしてこの戦略の成功率を上げるための、超重要な手法がこれです。

『わかりやすさのマーケティング』

これは冒頭でも軽く触れましたが、
ネーミングの件も含まれています。

小林製薬を長年成長させてきた小林一雅会長は、
“マーケティングの肝はわかりやすさ”だと言っています。

たとえどんなに良いアイデアだろうと、商品だろうと、
お客さんが理解できなければ意味がない。

これこそがマーケティングの肝となる部分だと言います。

小林製薬の製品開発では、『ネーミング』『パッケージ』『広告』『販促』この大きく4つを重視していて、

『いかにお客様にわかりやすく伝えるか』を大事にしているのですが、

これって情報発信ビジネスにもかなり通ずるところがあるなと感じました。

例えば、物販に関する教材だとして、

『CVRを高める物販戦略』

とかって説明されても、

お客さんからすると、
、、、?????

って感じの方がほとんどだと思います。

そうじゃなくて、

『販売した商品を、今までよりも10倍買ってもらいやすくする超簡単な方法3つ』

みたいな説明の方が、
商品の内容が伝わりやすく、お客さまに対して親切です。

小林製薬の”ブルーレットおくだけ”

の、”おくだけ”という言葉をつけているのも天才的だなと思いましたし、

”ナイシトール”とかもわたしは好きですね。

なんかよく分からんけど痩せそう!みたいな雰囲気が出てます。

お客さんに、ちょっとした期待感とか、
うわ、これ私でも簡単にできそう。とか

手間かからなさそう、

とか、プラスの感情を与えてあげて、
行動のハードルを下げてあげることは超重要です。

情報発信でも同様です。

いかにお客さんに商品の情報を分かりやすく伝えて、
商品の魅力を強調できるか。

あとは再現性の部分ですね。

あなたでもできます、
こんなふうにしたら、この結果が得れます。

ブルーレットをトイレに置くだけで、
トイレが綺麗になります。

商品をこの手順通りに出品するだけで、
商品が売れやすくなりお金を稼ぐことができます。

売っている商品自体に違いはありますが、
根本的なマーケティング手法としては同じです。

企業のマーケティング戦略を学ぶと、
自分自身の情報発信に活かせる部分が多く、楽しいですね。

まとめ

小林製薬のマーケティング戦法とはニッチな市場で戦うやり方です。

あったらいいな、という顧客さえも気づいていない新市場を開拓し、自ら市場規模を大きくしていく。

そして、
小林製薬のマーケティングの中でも最重要だと言われているのが、

『いかにお客様にわかりやすく伝えるか』です。

良い商品を開発しても、
お客さんに理解してもらえなければ商品は売れない。

ネーミングやパッケージなど、さまざまな要素を通じて、
どうやったら1番お客さんに伝わりやすいのか。

を大事にしているんですよね。

大企業のマーケティング戦略と、
情報発信ビジネスには通ずる部分がたくさんあります。

これからもいろんな企業の分析をしつつ、
重要だなと感じたポイントをまとめてブログでお伝えしていきます。

ブログではお話しできない、
有料級のお話はこちらでお話ししてます。
↓↓

https://marketing-lily.com/p/r/IEFgOsfY

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