こんにちは、リリーです。
最近はスーパーからお米がなくなっていたり、ネットでもお米を買いにくい状況になっていたりと、
米不足が深刻に問題視されていますよね。
そんな時ふと、
ネットで田んぼとマーケティングを掛け合わせたニュースを目にしました。
なかなか革新的なアイデアだったので、シェアします。
商品を売るには?
という問いに対して、
真正面から答えるのではなくて、
こうやってちょっと違った視点から物事を見れば、新たな解決策が出てくるんだなと。
マーケティング力をかなり上げられる事例なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回ご紹介するのは、
この田んぼアート
という仕組みと、
あとはこのシステム。
rice-code(ライスコード)というもの。
順番に説明していきます。
まずは田んぼアート。
これ見てみてください。
これ、
全部田んぼなんです。
このクォリティーやばくないですか??
田んぼをキャンバス代わりに見立てて、
色の異なる稲を絵の具代わりにして、絵を描いているんです。
初めて知ったとき衝撃的でした。
絵を描くって言っても、
稲で書くのである程度レベルって決まってくると思うのですが。
想像のはるか上をいってましたね。
で、この田んぼアートで集客をしたあとに、
バックエンドとして持ってきているのがお米の販売。
もちろん農家さんは田んぼアートを見てくれる人を増やすだけじゃなくて、
お米を買って欲しいわけです。
そこで生まれたのがこのシステムです。
rice-code(ライスコード)。
なんと、
スマホで田んぼアートをQRコードのように読み取ると、
そこからお米を買えるサイトに接続するんです。
なんてスムーズな流れなんだろ。ってこの動線に感動しましたね。
最近よく見かける商品販売の動線として、
・Line登録お願いします!
・プレゼントはこちらから(また別のLINE登録)
・プレゼントはセミナーに参加したらもらえます、セミナー参加はこちらから!(またシステムで日程調整)
みたいな。
お客さんの作業工数を考えるとちょっと複雑すぎだなーとか思ったりするんですよね。
プレゼント欲しいけど、
でも登録面倒だなあと。
そうじゃなくて意外とシンプルな戦略の方がお客さんに受けたりします。
例えば、
チョコボールってお菓子知っていますか?
あの、キョロちゃんってキャラクターで有名なこのお菓子です。
このお菓子のふたのところに当たりハズレのくじがついているのですか、
金のエンゼルが出れば大当たり、
そして確か銀のエンゼルが出れば、5枚集めればプレゼントが貰えるシステムだったかと思います。
これ、結構上手く作られているなあと思いまして、
なぜかと言うとチョコボール食べるにはふたを必ず開ける必要があります。
お客さんはその時にあたりハズレを絶対確認できるようなシステムになっていますし、
なんなら銀のエンゼルが当たろうもんなら、
うおー!5枚集めたい!となるわけです。
お客さんの行動の中に自然と戦略が組み込まれるような形だと、
お客さんにとってストレスはありません。
だからこそ、
そこのアクションをとってくれる確率も上がります。
私たちもマーケティングの戦略を組むのであれば、
お客さんにいかにストレスを与えないか。
自然な動線にできるか。
これを極めるのが超重要です。
少しでも離脱率を減らすこと。
ここに注意しながらコンテンツを作ったり、サービスを作っていきましょう。
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