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ドムドムハンバーガーを大復活させた、独自のマーケティング手法とは?

こんにちは、リリーです。

今日はドムドムハンバーガーの独自のマーケティングに関して語っていきます。

先に、
ドムドムハンバーガーの概要に関して少しお話をしておこうかと。

ドムドムハンバーガーは、
かつては多くの人が知るハンバーガーブランドでしたが、
当時親会社であったダイエーが業績不振に陥ってしまい、

その影響で店舗数も400店舗あったものが20数店舗にまで減少してしまいました。

まるで『ハンバーガーの絶滅危惧種』のような存在ですね。

しかし、
現在は独自のマーケティングにより黒字化に成功、
絶不調期の脱出することができました。

この、奇跡のV字回復を達成した背景にはどのような戦略があったのか、
順番に見ていきます。

目次

①ブランドコンセプトの見直し

社長の藤﨑さんがまず取り掛かったのは、ブランドコンセプトの再構築

自社の強みがバラバラっと散らばってしまっていたのを、
方向性をまとめてひとつにすることを行なったんです。

SNS発信でもブランディングが大事だと言われますが、

理由としては、

『物販がいいよ〜』
『でもまずは投資をやるべきです』
『SNSではAIのことを書きましょう』

こんな発信をしてしまうとブランディングがぐちゃぐちゃなので、

この人は結局何の人なんだろ?って思われてしまうんですよね。

これと同じで、

『私たちはこういうブランドなんです!』

というコンセプトを決めておかないといけないんです。

で、

社長の藤﨑さんは、スタッフや顧客の声を通じて、

『ドムドムハンバーガーって、こんなにもお客さまに深く慕われているんだ。』

ということを知ります。

多くのブランドは、

会社自ら、『私たちは○○なブランドです』とコンセプトを掲げますが、

ドムドムハンバーガーは、

『顧客や従業員の人生に寄り添い、より共感されるブランド』にすると方向性を決めました。

②どむぞうくんを使った戦略

どむぞうくん。

どむぞうくんとは、
ドムドムハンバーガーのマスコットキャラクターです。

もしかしたら”見かけたことがある!”という人がいるかもしれません。

このキーホルダーとかめっちゃ可愛いですね。

他にも、コラボ商品のどむぞうくんキーホルダーは、
オンラインストアでわずか2分で売り切れてしまったとのことです。

実店舗でも、わずか4日で売り切れてしまったそうです。

ちなみに、それぞれ名前があり、

青色のぞうは『どむクルーズ』。
(これは別に覚えなくてもいいです。笑)

根強いファンがいるからこそ、ド
ムドムハンバーガーは成り立っています。

新商品が出たら必ず食べに行ったり、
わざわざ遠くから足を運んで店舗に訪れたり、

お店には行かないけど、
オンラインショップでグッズを買うよーっていうお客さまも多いようです。

SNSでもこうした新商品やグッズに関する宣伝を行っていますが、
無理にリツイートプレゼント企画などは行っていません。

『本当にドムドムハンバーガーが好きで、ファンなんです。』

このような深いファンだけに届けばいい、
との想いからとのこと。

これも他の企業とは違った、斬新な点ですね。

③潜在層へのリーチ戦略

これは正直、かなり勉強になるなと思いました。

ハンバーガー店って通常、
スーパーに出店されていることが多いと思うんです。

なので、店舗で新商品のキャンペーン等を実施したとしても、
お客さんの反応は限られてきてしまいます。

そこで、社長の藤﨑さんは様々なジャンルの企業とのコラボを実施していきます。

こうすることで、
いままでドムドムハンバーガーの名前も知らなかった客層にも認知してもらえるようになるんですよね。

SNSでもよくあると思うのですが、

自分が好きなアーティストが可愛いカバンを持っていて、
そのブランドを調べていくと、知らぬ間にそのブランドのファンにもなってしまっていた。

こんな感じですね。

実際にそう言われてみると、、

と思う部分が多く、
見知らぬうちに企業の戦略にやられてしまっていました。

ドムドムハンバーガーの他の戦略としては、
出店場所のこだわりや、他社にはない斬新なメニュー開発など、

『枠にとらわれない。他社との差別化』

が感じられる部分が多いです。

これを生んだのは、
自らをブランドコンセプトを打ち出すというのではなく、

お客さま、スタッフとの共存を最重要とする。

この”みんなで一緒に作り上げていく”という理念が生み出したものとも言えるでしょう。

前回ご紹介した、

シャトレーゼのマーケティング

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とはまた違った戦略を今回はお伝えしました。

企業のマーケティングを知れば知るほど、
SNSの情報収集発信に活かせる部分が多いことに気づきます。

あ、これも一緒だ、これも参考になるな。
なるほど、こうやって集客をしているのか。ブランディングの仕方独特だなあ。

と、学びが蓄積されていきます。

他にもいろんなマーケティングに関してお伝えしていきますので、
これからも更新を楽しみにしていてくださいね!

ブログではお話しできない、
有料級のお話はこちらでお話ししてます◎

https://marketing-lily.com/p/r/IEFgOsfY

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