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名作『華麗なる一族』を視聴。手の震えがぶるぶる止まんなくなった。

こんにちは、リリーです。

山﨑豊子さんの代表作である華麗なる一族。

ちょっとみてみるか〜!とそれくらいの気持ちでNetflixを開いて視聴。

結論、全部見終わるころには手の震えが止まらなくなっていた。
私がビジネスを始めた理由、数年前の出来事。家庭のこと。

すべてが照らし合わされるように、映像とともに自分の中にどーーん!と重たく入ってきて、終わるころには放心状態。

目を逸らしたくなるような場面もあったけど、
最終的には、またここからさらに上に行くためにビジネス頑張ろうと、そう思わせてくれる作品でした。

とりあえず、
華麗なる一族ってざっくりどんな話?って思う方もいると思うので、概要を書いていこうと思います。

一言でいうと、
『お金と権力を巡る、人間の野望と愛憎を描いたストーリー』。

万俵大介という銀行の頭取を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれている。とにかく壮絶な人間ドラマ。

奥さんがいるのに愛人と3人一緒の部屋で寝ていたり、息子の鉄平の存在に苛立ちを隠せない大介。

父である大介の指図通りにしか生かせてもらえない息子や娘たち。

終盤のたたみかけるようなストーリーにはどっぷり引き込まれました。

最後まで視聴して、学びになった部分、そして私の考え、ビジネスを始めた理由も赤裸々に話していきます。
正直、家族のことまで話すのは初めてです。

目次

完璧な人間などいない

まず、私が1番学びになったのは、
『完璧な人間などいない』ということです。

中井貴一さん演じる、万俵大介(銀行の頭取)はとにかく頭のキレる敏腕経営者。
さすがは多くの事業を手がける一族の長だなと。

人間関係、そして金銭問題などドロドロの金融業界で戦っていく姿に、かなり刺激を受けました。

大介の経営手腕には目を見張るものがありますが、だからと言って人間的に完璧かと言われると、ちょっと微妙な感じです。

奥さんがいるのにそっちのけにして愛人との時間を楽しんだり、父親との昔のトラブルを長い間引きずっていたり。(それが原因で後々息子との確執が生まれてしまうことになる)

仕事では完璧そうに見えても、プライベートでは何か問題を抱えていたり、あるいは心に大きな傷を負っていたり。
みんな見せないようにしているだけで色々抱えていて、本当に完璧な人間なんてこの世の中にいないんだろうなと感じました。

完璧の定義も人によって違います。

仕事で毎月30万円くらい稼いで、子供の面倒もみるお父さんが完璧だという人もいれば、

月に100万円以上稼いでいるけど、ほとんど家に帰ってこないお父さんが完璧だっていう人もいます。

だからこそ、
『自分が何を大事にして生きていくのか』が大事だと思いました。

家族との時間を大事にするのか、
自分の地位名声を大事にするのか、

人によって価値観は様々です。

後述しますが、
改めて、私は自分の利益のためだけにビジネスをすることだけは避けたいと、
自分が思いっきり稼いで家族や周りの人を幸せにする。それじゃないとビジネスやっている意味がないと再認識しました。

刺さりすぎて、目を逸らしたくなった第二話

ここからは若干ネタバレ有りです。
そして、私がビジネスを始めたきっかけも交えて書いていきます。

ぜひ見ていただきたいのが第二話。

大介の奥さんである、寧子は、大介と相子(大介の愛人)との関係に悩まされて命を絶とうとします。

薬を大量に口に入れて、水で流し込もうとする映像にはさすがに心苦しくなりました。

これには、正直個人的な理由もあります。

一話目くらいから、
これ、どこかの家庭の雰囲気に似てるなあと薄々感じてたのですが、、

そうです、私の家でした。

最初から半分気づいていたのですが、気づきたくなくて分からぬフリをしてました。笑

私の家庭はエリート一族でもなんでもなく、ごく普通の一般家庭ですが、

・父親が銀行員
・母親は父親の言いなり状態
・家庭では父親こそ神。みたいな状況
・私たち兄弟も、父親に認められたこともなければ、けなされたことしかない。

これらの部分で似通ったところが多すぎて、途中から見るのやめようかなと思ったくらいです。

大介は奥さんの寧子をまるでお手伝いさんのように扱い、否定し続けていましたが、
実際、私の母も同じような状況でした。

ご飯は父の好み通りに作らないといけない、洗濯をしないといけない、お金の管理もきっちり言われた通りに完璧にこなさないといけない。

それでも日々、母は父から嫌み嫉みを言われまくってました。

私たち兄弟の前では嫌な顔ひとつせず育ててくれていましたが、相当我慢していたと思います。

正直、私の父は大介よりも異常さを持ち合わせていたかな、なんて思います。

で、
母親はストレスでガリガリになり、一緒に生活している私たちでも分かるくらい病的な痩せ方をしていきました。
それでも何も気づかず変えようとしない父。

そんな家庭で育ってきました。

今回のストーリーの中で大介は、
息子2人のことをなかなか認めようとはせず、結婚相手すら勝手に決めようとしていましたが、

それも結構刺さりましたね。

私自身も、
父にはずっと

『どこの会社に勤めるんだ?』
『良い会社に勤めろよ』
『出世しろよ』

と、散々言われましたし、
自分で起業する際も

『お前にそんなのできるわけない』
『まともに会社に勤めて働けば?』
『お前にできるなら、俺だってできてる』

なんて意味のわからんことを言われ続け、認められたことなんて一度もないです。

結局父はその後、
家のお金をほぼ全部持ってどこかに行きました。

母が大事に貯めてくれたお金も全部です。

だからこそ、
私はどれだけしんどくて、上手くいかないなあと思うことがあっても、

『自分で会社を作って母を楽させる!』って目標を達成するまでは、諦めるという選択肢はなかったんです。

結果、5年かけて必死になってビジネスを頑張って会社を作り、目標達成することができましたが、

これが、私がビジネスをスタートした理由、そしていまも頑張る理由ですね。
母や兄弟、支えてくれる周りのスタッフがいる限り私は全力でやります。

ちょっと久々に昔のことを思い出して半分泣きそうですが、
たまには自分の原点を思い出すことも大事だなと感じました。

いま思うと、父も大介と同じように、
会社で我慢している部分があったり抱えていることがあったんだろうなと思うと、少しは優しくなれますが、

だからと言って家庭を犠牲にする理由にしてはいけないと、これは強く思います。

結果的に後悔するのは自分ですし、そのときにはもう手遅れです。

 

普段ドラマや映画をあまり見ないタイプなので、しかも内容濃い感じだったので最初は気乗りしなかったのですが、気がついたらどっぷり引き込まれていて、全部見終わっていました。

改めて、『自分が大事にしたい信念は何か。何のためにビジネスしていて、何を守りたいのか。』

これを思い出す良いきっかけになった作品でした。

P.S.

Netflixとか全然興味なくて、今日アプリダウンロードからやってみました。

もっと早くダウンロードしておけばよかった。ドラマや映画って面白い。
こんな一瞬で人の感情を動かせたり、大事なことを思い出させてくれるなんて。

一人一人のキャラ設定が濃くて、マーケティングの勉強にもなりました。

本当におすすめの作品です。
ぜひ、見たらコメントくださいね!

そして他にもおすすめのドラマや映画があれば、教えてください^^

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