こんにちは、
リリーです。
今日は”リフレーミング”という手法に関してご紹介しようかと思います。
大企業だけでなく、
私たちも日常から使用できる手法なのでぜひ最後まで見ていってくださいね!
このリフレーミングに関してですが、
かの有名なスティーブ・ジョブズもこの手法でアップルをV字回復させました。
ちなみにスティーブ・ジョブズは自分が作ったアップルという会社を一度追い出されてしまって、
トイストーリーなどで有名なピクサーを設立します。
自分が作った会社を追い出されるなんて、どんなに辛いことかと思いますよね、、
で、その後ジョブズがいなくなったアップルは業績悪化をたどり、株価は大暴落するという。。
ほーら、俺を追放するからこんなことになるんだ!
って、ジョブズからするとこんな感情だったでしょう。
ジョブズがアップル社に戻り、
その際になんとか業績を戻すために使用したのがこのリフレーミングという手法だったんです。
リフレーミングというのは、実は心理学用語で、
物事の枠組みを変え、違う視点から見ること
という意味です。
例えばですが、
相場よりも値段が高くてあまり売れない洋服のブランドがあったとします。
これに対してリフレーミングを行うと、
・品質や価格を下げてより多くの人に買ってもらおう
ではなく、
→あえて値段はそのままにしておき、良い素材を使用しているから高いんだ、
ということを全面的にプロモーションしていく。
このような動きですね。
多くの人は、この値段で買ってもらえないなら値下げしないと、、
と、このような考え方になると思います。
ただ、そうじゃなく、
別の角度から問題を捉え直すことによって、違った解決策を見出すことができます。
これを実際にジョブズも使用したんですね。
ジョブズがアップルに復帰したころ、社内ではこのようなことが課題としてあげられていました。
・製品の品質をより良くするにはどうすべきか?
・Windowsよりも優れた商品を出すにはどうしたら良いのか?
これに対してジョブズは、
問題の捉え方が間違っている。と、
大事なのは、
“コンピューターになにができるのか?”
ではなく、
“コンピューターを使ってクリエイティブな人々には何ができるのか?”
だと語りました。
アップルは、パソコンという人がビジネスをするための箱を作るだけの会社ではなく、
“情熱を持った人々が世界をよりよく変えることができる”
ということを全面に押しだしました。
ジョブズにとって”マーケティング”とは、
良い商品をどうやって売るか?
ではなく、
自分たちの価値観をどうやったら広めることができるか?
結果的に、それに賛同してくれた人が商品を買ってくれる。
このような考えだったんです。
従来のアップルが考える”マーケティング”を、ジョブズがリフレーミングしたんですよね。
結果的に、
iMacやiPhoneは市場において大成功を収め、
アップルは地位を回復することになります。
考え方一つでここまでの変化が起きるなんて、
めちゃくちゃ凄いですよね。
ジョブズが新たな切り口から問題を捉えなければ
アップルの復活は実現できなかったかもしれません。
で、
これって大企業だけに言えることじゃなくて、
私たちも現実的に使える方法なんです。
例えばなのですが、
私はサラリーマンとして日々朝から晩までへとへとになりながら働いていたころ、
どうしても給料をもっとあげたい。
もっと稼いで貯金もしたいし趣味にもお金使いたい!
毎日のようにこんなことを考えていました。
・給料をあげたい、稼ぎたい
→出世して、給料上げるんだ!
この考え方しかなかったんですよね。
大体の人はこの考えだと思いますし、
これが世の中で言う”普通”なのかもしれません。
でも、
ちょっと違う視点から考えてみることもできますよね。
例えば、
・もっと稼ぎたいから、残業を減らして副業で稼ごう!
・会社をやめて、自分で事業をしよう!
人によって状況は様々だと思いますが、このような考え方もできると思います。
結局私もその事に気がつき、
会社を辞めて自分でビジネスをスタートします。
正直、私が所属していた会社では、
どれだけ出世しても満足のできる給料をもらえないって知ったんです。
だからスパッと辞めてしまいましたね。
自分の人生の時間を捨ててしまっている気がしました。
それなら、最初苦労しても自分でビジネスした方が絶対成長できるし
将来的に稼げるようになる!
こんな考えからでした。
その当時は気づいていませんでしたが、
勝手に脳内でリフレーミングしていたんですね。
これは絶対この方法じゃないと解決できない!って思ったときこそ、
・他になにか方法はないかなあ?
・この方法を試してみたらどうだろう?
と、別のポイントに焦点をあてて物事を見てみてください^^
そうする事でさらにビジネスも上手くいく可能性がありますし、
私のように人生丸ごとガラッと変えてしまうきっかけにもなります。
今回はスティーブ・ジョブズの例を絡めながら、
“リフレーミング”に関してお伝えしました。
これからもマーケティングに関する情報をブログやメルマガでお伝えしていくので、
楽しみにしていてくださいね!
ブログではお話しできない、
有料級のお話はこちらでお話ししてます。
↓↓
コメント